■ラポールグループ ふれあいショップ・キュービック■
ふれあいショップ・キュービックは2007年にオープン、今年で10年目を迎えます。
皆さまからのリクエストもいただき 新しいメニューもずいぶん増えました。
毎年4月の周年記念行事、ラポールの祭典では毎年模擬店を出すなど 活動の場を広げています。
そして現在の店長は3代目・野澤ひろみさんが就任しています。
■Interview1■初代店長・泉 三恵さんにお聞きしました。
■もちろん手作り、国産原料が基本!
私がおいしいと思うものを 食べていただきたくて。
だから一夜漬けや糠漬け、しょうが焼きなどののタレも全て手作り。手は抜きません。
■ラポールは障がい者利用施設です。
車椅子の方には 着席のお手伝い、目の不自由な方には 肩に手を置いた誘導、エレベーターまで送り、ボタンを押すところまでが、
自然に生まれた一連のサポートです。
ボランティアとしての要素も必要ですね。
一口大に切り分けた“刻み食”やミキサーで細かくし、
だしでのばした“流動食”などの特別食も要望があればご用意します。
みなさんにお食事を楽しんでいただきたいから。
おかげさまで、養護学校など団体の予約やパーティ、お弁当の注文などもいただけるようになり、障がい者の自立応援の研修機関として研修の受け入れもしています。
■みんながいたから……
もちろん私もスタッフもみんな初めて。この1年半の間にいろいろなことがありました。
簡単な手話も覚えました。
一人ではできません。手を上げたからといって、できるものではありませんもの。
キュービックのみんなの、一人ひとりの力は小さいですが、
協力し合い、より良い方法を求めて話し合いを重ね、
みんなの夢を詰め込んで、今の形になっているのだと思います。
■いただいた いっぱいの感動を、返していきたいですね。
レストランだから、人がたくさんくると仕事はきつい。けれどもたくさんの人が来てくれるのがうれしい。
疲れるのにうれしい。
刻み食を作って差し上げて、食べ終わったときにこぼれたものを片付け、口元を拭いてあげたら
『ありがとうございます』って。
言葉にはできなくても一生懸命伝えてくれる。
そういう感動がいっぱい詰まっている、
そういう職場ですから。(2008年11月)
日替わり |
片手でも食べられるように |